中国、空母保有の意向

中国、空母保有「真剣に検討」…建造着手は否定
 【北京=竹腰雅彦】中国の軍需産業管理機関・国防科学技術工業委員会の張広欽・副主任は16日の記者会見で、中国の将来の空母建造について、「関係部門は真剣に研究、検討している」と語り、保有計画の存在を明らかにした。
 ただ、張副主任は、中国が「すでに初の空母を建造した」との見方については「まったく承知していない」と否定した。
 中国では台湾統一や遠洋作戦能力向上などの戦略的必要性から、1980年代に空母建造の本格的な研究が始まったとされる。
 米民間研究機関グローバルセキュリティーによると、中国は30〜40機の戦闘機搭載が可能な4〜6万トン級の空母建造を計画し、1999年に上海で建造に着手。計画通りなら2006年までに完成する見込みとされる。また、台湾国防部(国防省に相当)は今年3月、中国が2008年に空母による遠洋作戦能力を持ち、15年には空母戦闘群を配備すると予測している。

(2005年6月16日23時54分 読売新聞)

情報ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050616id25.htm

日本は現在「空母」という艦種の軍艦は保有していない。空母は攻撃用の兵器であり、憲法上、専守防衛を掲げる日本としては保有したくともできないのだ。
そういう兵器である空母を中国が持つということはどういうことかは分かるだろう。

恐らく、上記の新型イージス艦も、お先のない北朝鮮向けというより、その付け根の方に向けた対策なのかもしれない。