亀梨騒動に思う

今回のスキャンダルを見ていると、どうしても2005年3月の「松浦事変」(2005年3月4日参照)や2005年4月の「矢口事変」(2005年4月14日参照)を思い出してしまう。そういえばこれらもフライデーがその発端である。

恐らく、今亀梨ヲタは当時の亜弥ヲタやヤグヲタと同じ状況にいるのだろう。フライデーを買いに行ったり、ネットなどで最新情報を確認したり、TVなどの芸能ニュースをチェックしたりして情報収集に努める者もいれば、2ちゃんねるやファン掲示板等で気持ちを共有する同士を探すべく書き込みをしたり、またヲタ友に連絡を取ったり。
また、亀梨に裏切られた想いを感じて嘆いたり涙したり、またその交際相手に怒りをぶつけたりしているのだろうか。

男はいいよなぁ

でも、男性アイドルはまだいいほうである。女性芸能人、特に大物と交際することで箔がつくというか、ステータスが上がる場合が多いからだ。
女性アイドルの場合は親密な場合はおろか、普通の友人関係であったり、場合によっては会話をしただけでも人気やキャラクター、芸能活動などに致命的なダメージを受ける場合がある。

そのことに関する是非はともかく、それだけ女性アイドルは純潔さを求められるのである。

女性アイドルはヒッキー(not 宇多田)のほうがいい?

「会話も出来ないんじゃ、まともな人間関係もできないじゃない」と思う人も多いだろう。
その通りである。

女性アイドルのヲタは得てして、彼女の対人コミュニケーション、特に異性相手のそれができないことを求める場合が多い。彼女に対する独占欲がそうさせるのだろう。
一方で自分に対しては外向的で明るい性格を望んだりもするわけで、かなり都合がいいというか無理なことを要求していたりもする。

ツンデレ」という形態とか、「メイド」という職業だったり服装への「萌え」の感情も、多分同じ根っこのところにあるのかもしれない。

・・・話が発散しすぎたのでまた別の機会に。