中国が食品検査で日本に報復か

<中国>食品・化粧品検査で日本製品を標的? (毎日新聞)
 日本製の食品や化粧品から基準を超える有害物質が検出されたとして、中国検疫当局が日本製品の輸入・販売を相次いで差し止めている。日本が5月に導入した残留農薬規制「ポジティブリスト制度」で中国産農水産物の対日輸出が減ったことへの対抗措置と見る向きもあり、日本政府は中国側に詳細な情報提供を求めるなど調査を始めた。

 化粧品ブランド「SK―2」からクロムなどの禁止物質が検出されたとして広東省上海市当局から一部商品の販売中止を求められたP&Gジャパン(本社・神戸市)は、中国で販売している同ブランド全製品の販売を停止。同社は「指摘された物質は配合していないが、基準に違反していないと確認されるまで消費者の混乱を避ける必要がある」と説明する。

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 中国では今月に入り、上海市浙江省遼寧省などの検疫当局が日本製の「調味みそ」や冷凍サンマ、サラダ油、カレイなど二十数品目から基準を超える有害物質が検出されたとして、販売禁止などの処分にした。

 中川昭一農相は15日の記者会見で「この時期に中国側が一生懸命になっているのは何なのか」と不快感をにじませた。厚生労働省食品安全部は「異例の対応だが、情報が大まか過ぎて事実関係が確定できない」として、外交ルートで中国側に詳細な情報を求めている。【北京・大塚卓也、上海・大谷麻由美、位川一郎】

毎日新聞9月23日]

[ 2006年9月22日19時16分 ]


情報ソース:Infoseek News(毎日新聞
http://news.www.infoseek.co.jp/search/story/22mainichiF0923m055/%C3%E6%B9%F1%A1%A1%C3%E6%C0%EE/

他の国だったら「自社製品に有害物質が入り込んだか?」と疑ったり、あるいは「日本と有害物質の検査基準や指定物質が違うのかも」と考えて、問題になった製品を回収してから輸出国にあった製品になるように修正したりするのだろうが、この国の場合だと「言いがかり」にしか聞こえない。

それこそ「だったら輸入しなくていいじゃん」と言ってやろうかと思うくらい。