錦糸町のレイトショーでスケバン刑事を鑑賞(2回目)

ネットで上演スケジュールをチェックしたら、27日で錦糸町の上映が終了らしいということで、慌てて会社帰りに見に行くことに。
同じ映画を2回見るというのは初めてだが、何か不思議な気分。内容が全く変わらない(当たり前だが)のが妙に新鮮と言うか。

いじめの問題を予見?

でも、今回は特に重く感じた。
最近、北海道や福岡で相次いで問題化した「いじめ」が映画の随所に出てくるからだ。あまりにタイムリー過ぎてむしろ萎えたというか。

この映画の公開が始まる前に発覚していれば、映画がもっと話題になったかも・・・と不謹慎な事も考えてしまったが、興行成績はともかく、いじめに関わるあらゆる人(いじめの被害者や学校教員とか)に見てもらいたいと思った。
教員の無責任さとか他人事な感じはそっくり。
今野多英岡田唯)が教員に詰め寄るシーンで、教員が言い放つ「我が校に、いじめは、存在しない!」のセリフとかは、まるで今回の問題を事前に予見していたかのよう。

見るごとに感じるものがある

最初はアクションとかCGが気になったが、今回は映画が描く世界観などを味わうことができた。

今回の注目点

学校の前にある銀行が「神泉銀行」。
この映画には渋谷の街並みが多く出てきたり、バスも「駒沢公園循環」だったり「東が丘4丁目バス停」(実際には東が丘は2丁目までしかない)が出てきたりしているのだが、「神泉」は井の頭線の渋谷の隣にある駅名である。
都内のここいらへんに詳しい人は同じようにニヤリとしてるかも。

バス停に書いてある途中停留所名「駒留」や「淡島」も実在するので、ひょっとしてあのバス停は実際のやつにシール貼ったのかなぁ・・・?

それと、街中で佇むシーンでかぶる帽子が「NY Yankees」。4年前はTHE 美学のジャケ写で「Mets」のユニフォームを着てたのを思い出した人も(亜弥ヲタなら)多いはず。

初代サキ(斉藤由貴)が、酔っ払った状態で煙草をいじりながら日本のサキに電話するシーンに違和感を覚えたのは私だけではあるまい。
彼女は宗教上の理由で飲酒や喫煙は絶対にしないというのを聞いたことがあるからだ。

聞いた話だと「日曜は(礼拝があるので)絶対に仕事しない」とか。