あややに続きなっち・ごっちんもパチンコ台に「CRシーコップ」

それにしても、ここ最近パチンコ台のテーマに起用される有名人やら作品やらの多いこと多いこと・・・。
それだけたくさんの種類のパチンコ台を作る意義があるのだろうか?

実際、あややのパチンコ台もリリースから3ヶ月で多くの店から姿を消している。私はもっと長いこと置かれるだろうと思っていたが、どうやらそのぐらいのペースで入れ替わるのが普通なようだ。

パチンコ業界に危機感

それだけパチンコ台が多く作られるのは、業界全体に広がる危機感だろう。

平成7年 貸玉料30兆9020億円 参加人口2900万人 パチンコ店17631軒 総軒数18244軒
平成17年 貸玉料28兆7490億円 参加人口1710万人 パチンコ店13163軒 総軒数15165軒


(サイトに掲載された表より抜粋)
(註:総軒数は「パチンコ店」と「パチスロ専門店等」を合わせた数)

上記数字のうち貸玉料・参加人口はレジャー白書、店舗数は警察庁調べ

参考:パチンコ産業の現況(社団法人日本遊技関連事業協会)
http://www.nichiyukyo.or.jp/toc/now2006.html

「パチンコ業界は30兆円産業」と呼ばれて久しいが、不況で平成13年に貸玉料(=売上)が27兆8千億円台まで落ち込んだ。これは主に不況が原因だろうが、15年に29兆6千億円まで持ち直したものの、景気が回復している現在は再び低下している。
さらに、最近はパチスロにも押されているので、パチンコ専門店としてはバラエティに富んだ台を用意することで客足の低下を食い止めようとしているのだろう。
何しろ「パチンコ店」は平成7年から連続して減少しているのである。

権利料が高いのかも

キャラクタイメージへの影響を考慮しても受諾するくらいだから、それだけ権利料は高額なのだろう。
しかも、昔は微妙なポジションの有名人ばかりだったが、最近はトップクラスの人まで出るようになったので、事務所関係者にとっての心理的な敷居が低くなったのもあるかもしれない。

個人的には裏切られっぱなし

私は元々あややのパチンコ台が出るのも嫌だったのだが、出ると決まってからは「せっかくなら長く台が使われて欲しい」というのと「もうハロプロでパチンコ台は作らないで欲しい」と思っていた。
ところが、現実はその希望の真逆になってしまった。

あややのみならず、これだけキャラクタを「無駄遣い」してまで新台を作るのは何故なのだろう?
正直、それがパチンコファンの望むこととかけ離れているように思えてならない。