住基ネット訴訟、各地で判決

阪高裁では「違憲」の判決が出たものの、その判決を出した判事は3日後に自殺したというし、他の高裁ではすべて「合憲」との判断が示されている。

今回の件で住基ネットの構造が少し分かった

大阪府箕面市が大阪高裁の違憲判決を受け入れようとしたときに、「(原告)1人を削除した状態でデータを国や府のサーバに送信すると、エラーが発生してサーバがダウンする恐れがある。対策には3000万円以上かかる」というニュースもあった。

何でも、府のサーバとは30分ごとに同期処理を行っていて、不整合があるとエラーが出るんだそうだが、私はてっきり、銀行のATMのように「データは各銀行(自治体)のサーバが管理していて、問い合わせがあったときに該当する銀行(自治体)のサーバにデータを取りに行く」形式だと思っていたので意外だった。

データの不整合ぐらいでサーバダウンするようなシステムなのはアレだが、住基ネットに関する情報を知らしめることができたのは箕面市にとっては怪我の功名かも。