SuicaとPASMOの仕様の違いを発見

手持ちのSuicaの利用履歴を確認しようと思い、新宿駅で券売機に入れようとした時に「これってPASMOの券売機でも印字できるのかな?」と思って試す。
出てきた利用履歴を見ると、何と以前に印字した内容も印字されていた。
気になって同じカードでもう1度印字してみると、全く同じ内容の履歴が出てきた。
さらに東京メトロの券売機で出したときも同じ内容(こちらは印字前にディスプレイに履歴が表示され、印字するかしないかを選択できる)だった。

つまり、JRの券売機は、1度印字した履歴は再度印字できない仕様になっているのだが、PASMO事業者の券売機だと最新20件分を印字する仕様となっており、しかも同じ内容を何回でも印字できるのだ。

カード内の情報を見るかセンターサーバにアクセスするかの違いらしい

利用履歴の出力
利用履歴は、センターサーバに記録されている直近50件の利用履歴と、Suicaカードに記録されている直近20件の利用履歴・3件の詳細履歴がある。

このうち、センターサーバに記録されている直近50件の利用履歴は、駅の自動券売機・カード発売機で印字が可能。但し、センターサーバがメンテナンス等で停止(定例メンテナンス・毎日0:50〜5:00)していると印字することができない。一度印字を行うとセンターサーバのデータに印字済みフラグが記録され、Suicaエリアでの再印字はできない。

Suicaカードに記録されている直近20件の利用履歴は、駅の自動券売機・カード発売機で表示させる事が可能なほか、PASMOエリアの機器では履歴がカードに残ってる間は何度でも履歴印字が可能である。その他、FeliCa用リーダライタ(パソリ等)とソニーから提供されている、又は同梱・組み込み済の専用ソフトを使用し読み出す事もできる。カード上の利用履歴を記憶する領域には相互認証不要でリードアクセス可能なサービスファイルがオーバーラップされており、暗号鍵無しで利用履歴の読み出しが可能である(ライトアクセスには相互認証が必要である)。一部の有志により履歴表示用フリーソフトも開発、配布されている。利用履歴には、日付・入場駅・出場駅・残額・通番などが記録されている。利用履歴は、入出場の他、チャージしたとき、電子マネーとして物品購入したときにも記録が追加される。定期券としてSuicaを使用して入場・出場した場合には履歴情報には反映されない。

他にSuicaカードには3件の詳細な利用履歴が記録されており、こちらには改札通過時刻(時分まで)や金額が記録されている。これには定期券での通過情報も含まれていて、こちらも有志が作成した一部のフリーソフトを利用し読み出す事が可能。

(抜粋)


情報ソース:WikipediaSuica
http://ja.wikipedia.org/wiki/Suica

事実が上記の文章通りだとすると、JRの券売機はセンターサーバに履歴を見に行って、最新50件かつ26週以内で印字済みフラグが立っていないものを出力するのに対し、PASMO事業者の券売機はカードの情報を見てるだけの模様。

PASMOカードについても、JRの券売機だとサーバに見に行くのにPASMO事業者のだとカードの中の情報を見るだけらしい。