結局「特急田中3号」って田中のためのドラマじゃん

本ぶろぐの関連記事:
「特急田中3号」がそこはかとなく鉄ヲタをバカにしている件について(2007年5月18日)
伊集院光氏も「特急田中3号」を批判(2007年5月22日)

私にとって、このドラマが気に入らない最大の理由が「このドラマが主人公の田中聖のためだけにある」ということ。
鉄道ファン(ヲタ)には「列車見せとけば喜ぶだろう」という制作側の安直な考えが透けて見えるのだ。

タイトルからして、田中のために制作されたということが明白である。
主人公に当代の人気者を据え、それを引き立て、輝かせるための脚本や演出、キャスティングなどをしている。
そういうドラマの制作手法自体は特に何も思わないが、そのダシに鉄道を使われては困るということである。
他にいくらでもテーマはあるだろうに、何故よりによって鉄道が選ばれてしまったのだろうか?