台湾総統選

台湾の総統選白熱。

現職の総統を銃弾がかすめるなど、波乱のあった総統選だったが、不謹慎な話、自分はそれを見ていて「うらやましい」と思った。だって、選挙というもの、政治というものにここまで熱くなれるのだから。

投票率は80%を超えたらしい。日本の総選挙だと50%〓60%ぐらいか。地域によってはそれを下回ることもあるわけで、実に淋しい限りだ。

選挙結果はわずか0.2%(約3万票)差だったとか。無効票の問題とかまだまだ騒ぎは続きそうだが、それでも陳水扁候補に投じた人は「俺が勝たせてやった」という気持ちになるだろうし、連戦候補に投じた人は「俺が連候補に投じたから接戦になった」と思ったのではないか。確かにそんな選挙だったらみんな行きたくなるのも無理は無いか。