マンガ喫茶の青少年規制を強化へ

漫画喫茶、深夜入店禁止に 都青少年条例改正案成立へ (共同通信)

 成人向け図書の規制強化や、漫画喫茶などを18歳未満の深夜立ち入り禁止施設にする東京都青少年健全育成条例の改正案が22日、都議会文教委員会で可決された。30日の本会議で可決、成立の見通し。



 改正案は性的、暴力的な表現が掲載された成人向け図書を包装して出荷するよう出版社に求め、都指定の不健全図書は販売店に包装を義務付けた。



 18歳未満が午後11時以降に立ち入りできない施設には、漫画喫茶のほか、インターネットカフェカラオケボックスを追加した。違反した業者は30万円以下の罰金。少女の着用済み下着の買い取りや、性風俗店などに少女を勧誘するスカウト行為も罰則付きで禁止した。



 条例は4月1日施行。下着買い取りの禁止は6月1日から、図書規制や指定施設の深夜立ち入り禁止などは7月1日から施行される。

[ 2004年3月22日16時12分 ]

(以上、infoseek newsより)

随分と東京都も規制の厳しいところになりましたな。まぁ自分はニュースにあるような年齢制約を受けない歳ですし、風俗のスカウトもしてないし、着用済み下着の買取をしたり自分の下着を買ってもらう立場でないのでほとんど関係ないのですが(当たり前だ)。



でも、最近東京都が出す条例って、まるで東京という大都会を弱体化させるというか、そんな感じがしてなりません。代表的なのはディーゼル車規制、ホテル税、銀行税(これは結局実現していませんが)。

もちろん、それぞれの条例はそれなりに意味がありますし画期的だったりするのですが、それにしても「大都市だから多少規制が厳しくても人口や企業が流出しないし、多少したところで痛くも痒くもない」という傲慢さを感じてしまうのです。

都心から埼玉県神奈川県千葉県までは大した距離はありませんから、それらの県に活力が流出してしまうという危機感を私は覚えますが、でも意外と関連業界がこぞって引っ越すという話を聞きません。それほどまでに東京という大都市は魅力的なのでしょうか。不思議です。



でも、カラオケと漫画喫茶を、18歳未満深夜立ち入り禁止にするのは、横浜市が進めている青少年の深夜外出規制より実効性があるかも、と思うのですが、結局夜遊びする連中が川口川崎など、東京に接した他県に流れるだけのような気はします。あとは規制がかからないドンキホーテとか。



シムシティで、都市が発展して住宅や道路など都市基盤の整備が追いつかないときに、住宅税をつりあげて予算を確保するのはカブッチ市長の常套手段だったり(w