消費税の総額表示が明日からスタート

薄れる痛税感…消費税アップのプロローグ(夕刊フジ)

 商品の価格を消費税込みで明記する総額表示が明日4月1日から義務化される。消費者にとっては、実際の支払額が明確になる半面、内税化で税額が溶け込んでしまい痛税感が薄れる可能性が大きい。2007年度にも消費税率引き上げが想定される中、今回の措置は増税をしやすくするための「前奏曲」として響いてきそうだ。

 「ビールやガソリンと同じような感覚になっていくのではないか」。日本経団連幹部の1人は、総額表示が定着していくと、販売価格に内包されている酒税やガソリン税のように、消費税が見えにくい存在になっていくと予測する。

 缶ビール1本(350ミリリットル)の価格218円のうち酒税は77.7円。ガソリン1リットルの相場は100円前後だが、約半分の53.8円がガソリン税だ。現行の消費税率5%とは比較にならないほどの高い税率だが、消費者は購入時にほとんど意識していない。

 昨年末の与党税制改正大綱は、小泉政権後の07年度にも消費税率を引き上げる方針を明記。(略)

[ 2004年03月31日13時00分 ]
(以上、infoseek newsより、一部抜粋)

総額表示ごときで目をくらまされるな、といいたい。ちゃんとニュース見て新聞(ネット配信を含む)を読んでりゃ、消費税が上がることぐらいすぐ気付くだろ。それでどこの党が賛成したか反対したかもすぐ分かるわけだし。
分かったらそれを選挙に反映させる、これが間接民主主義です。選挙に行かないのは「現在の政権に委任」と同じ。文句があるなら投票を。
メーカーも「この商品の価格のうち○円は税金です」って書いてアピールするぐらいのことをしないと、そうとは知らない消費者に誤解されますよ。その点で石油連盟は立派です。「ガソリンリッター100円当たり約61円が税金」というキャンペーンを大々的に張りましたし。

事実を隠そうとするのを見抜く目、ごまかしにくらまされない目を持った人になってください。