417の日

4月17日は417(しいな)の日、椎名へきるさんの日です。いや、これは私の口から出まかせではなく、椎名さん本人とファンの間では記念日になっていて、その日にライブやらイベントやらをやってたりします。
でも、最近彼女を見ないですよねぇ。彼女が出演している土曜深夜のラジオ番組「Precious Garden」(土曜28:00〜29:00、東京FMを始めJFN系)はまだまだ続行中のようですが。

見ないといえば川本真琴さんも。彼女は現在ではインディーズとして、時々ライブをやっているようですが、それ以外に何をしているかが謎だったりします。「DNA」「1/2(にぶんのいち)」などヒット曲を連発するも、致命的な作曲の遅さで波に乗り切れなかったのはファンとしてももったいないように思いますが、プロの世界があまりに厳しすぎると思うときもあります。
川本さん以外にも、ヒット曲を出したアーティストが何人もインディーズに移って活動していますが、やはり自分のペースで制作できたり、売り上げだの締め切りだのといったものに拘束されない生活は、プロでの高い収入以上に魅力的だったのかも知れません。
逆に言えば、そういう環境を提供できなくなったレコード会社とか所属事務所は、貴重な財産をインディーズに持っていかれている、とも言えると思います。

Toshiもまたその一人。彼にも深い悩みがあったのでしょう。それでMASAYAなる人物と知り合ってしまったがゆえに、現在のように「ホームオブハート」という宗教団体の広告塔兼資金源に成り下がってしまったのですが。
X JAPANは、もはや私が説明するまでもないでしょう。コアなファンから支持されるだけでなく、一般にも広く知られていました。私の出身高校は実に古臭い校風を持つ学校でしたが、高校野球の応援曲で「紅」吹奏楽部が演奏するぐらい、幅広く認知されていたのです。
そんなバンドの一員だった彼が、「アゴ」と呼ばれ、MASAYAの言いなりになっている姿はあまりに切ないです。私はファンではなかったのですが、彼の、彼自身の個性を持った音楽を期待したいところです。
子供を学校にも行かせず、軟禁状態にしたり労働させたりというのを聞いて、ヤマギシ会を思い出しました。あそこも同じように子供に農作業などをさせ、それを外部に販売して利潤は「共有」という名の下に幹部が独占する、ということをしていました。
子供を学習させることは国民の義務。そして、学校に行かせることは社会性を学ぶ為に必要なこと。これは親がどのような教育を与えるかとは関係ない。