仔犬のワルツ

で、その「仔犬のワルツ」なのですが。どうでもいいけど、今クール(1クールは13週、3ヶ月。つまり04年4月〓6月)って、TBSが柴咲コウ主演の「オレンジデイズ」、テレ朝が「電池が切れるまで」と障害者系でネタがかぶってるんですよね。そんなに障害者ってドラマのネタになるんでしょうか?
見た感想としては「野島節炸裂」。「家なき子」とか「聖者の行進」でも出てくるいじめがふんだんに入っていて、主人公に対する同情、哀れみを持たせる演出が効いている。しかも、健常者(今回の場合、主人公の同僚)は必ず悪で、障害者である主人公は清らかで汚れた心をひとつも持っていないという、極端なまでの描き方。
ドラマとはいえ、ここまで極端な描き方をするのもどうかと思うくらい。
「聖者〓」が放送されたときも、「知的障害者=絵本は誤解」とか、「必ずしもしゃべり方や内容が幼稚なわけではない」といったことが指摘されたし、逆に「障害者でも健常者同様の性欲など欲望を持っている。天使のように描かれるのはむしろ困る」という意見も聞いたことがある。
そういうのは「ストーカー=女に振られたり相手にされなくて逆上した男」というのと同じで、一般化しやすいからあえてそうしているのではないかと思う。
極端なキャラづけとかストーリー展開は、ある意味正統の「ドラマ」なのだと思う。夜中に孤児施設に忍び込んでグランドピアノを弾いたり、それがバレたと思ったら一目散に逃げたり、そのときに靴を片方だけ落としていったり。突っ込みどころはふんだんにあるわけですよ。
何で盲目の少女がグランドピアノのある孤児施設を知ってて、しかも見つからないように侵入してるんだ、とか、バレて逃げるときに、目が見えないのに何故まっすぐ出口へ逃げていけたのか、とか。
ま、なっちがかわいいから何でもOK!!(爆
ちなみになっちは私のアイドルランキングでは常に20位圏内。いや、あまたいるアイドルの中で20位圏内はすごいんですよ(謎