指の障害等級を平準化へ

人さし指の等級引き下げ 5本指の障害で平準化 (共同通信)
 人事院は30日、公務災害で指を失った場合に5本の指ごとに障害等級に格差があるのを是正するため、国家公務員災害補償法改正の意見書をまとめたと発表した。1日に政府と国会に提出する。

 現在、親指を失うと9級で、人さし指が10級、中指と薬指が11級、小指が13級となっている。意見書は人さし指を11級に引き下げ、小指は12級に引き上げることを求めている。

 人事院によると、人さし指は戦争で銃器の引き金を引くために必要と重視された歴史的経緯から等級が高く、小指は暴力団を連想させるなどの理由で等級が低かったという。

 意見書は、同法の用語についても「薬指(やくし)」から「環指(かんし)」への変更などを求めている。医学用語では、指輪をはめるという意味から環指が一般的というのが理由。労災保険では、既に同様の規則改正が行われている。

[ 2004年6月30日19時51分 ]
(以上、infoseek newsより)

えー、毎日死ぬほど両手の指をキーボード(白鍵と黒鍵があるやつではなく103日本語キーボード)で酷使している職業なのですが、とりあえずどの指を失ってもダメージはでかいです。この職業ともなると、薬指や小指もそれなりに使ってたりしますし。
特に、出生時ではなく事故等で途中から指を失うと、脳がそれを理解していないどころか「ある」と認識してしまうので、特に厄介だと聞きます。右薬指がないのに「L」のキーを「右薬指で押せ!」と脳が指令したり。有名な話では、片脚(股から下すべて)を失った人が、その失った脚のふくらはぎが痒いと感じるとか。

わたしのような職業じゃなくても、今はケータイが普及していたり、ゲーム機のコントローラーはほとんどが親指を使うわけで、この等級を決めたとき以上に親指に依存するようになっていると思います。むしろ等級を上げてもいいかも。
人差し指も、マウスとか、立ってボタンを押すような時(例えば銀行のATMの暗証番号を入れたりとか)で使うことが多いので、等級を下げるのはどうかと思うのです。物を持つ、つまむような時だって親指と人差し指が多いわけですし。
小指の引き上げは賛成。むしろ中指・薬指と同等でもいいと思う。国家公務員ならキーボードに触る機会はほぼあるでしょうし。

ここで「トリビア」の司会の高橋克美さんが一言。「私の小指についてる赤い糸は誰とつながってるんでしょうね〓」私も(略