運転中の携帯に罰金・減点 改正道路交通法(記事省略)

(2004年10月26日のぶろぐ参照)携帯は受難続きですな。同情したくなります。
今回の法律も、問題点の切り分けができない頭の悪い文系官僚だか政治家だかが作ったのでしょう。
確かに運転中の携帯はほめられたものではありませんし、事故を起こすリスクの一つと言えます。でもそれによって高い利便性を享受してきた側としては、なぜ全面禁止に踏み切るのか理解できません(ハンズフリーはOKらしいけど)。
問題とすべきは「事故が起こること」であるべきです。携帯に限らず、ハムスターだって、いや運転手のわき見運転だって事故の原因になります。そのうち一つだけを狙い撃ちにすることは法律の整合性を失わせると思います。道の脇に立っている艶っぽいおねえさんの看板もこの法で取り締まるならまだしも。

他にも、日本は道路関係の規制が厳しすぎるように思います。特に速度規制。大型トラックと乗用車が同じなのもおかしいし、全体的に規制が厳しすぎるように思います。
それなのに事故は多い。ここ数年は減少しているとはいえ、年間数千人もの交通事故死があるのは、やはり事故対策が不十分な気がします。客観的なデータがないのでなんともいえませんが、恐らく他国と比べても車両台数や輸送人キロあたりの事故率は高いんじゃないでしょうか。
合理的で効果的な事故対策を求めたいと思います。