東京都の管理職試験、国籍による受験拒否は合憲 最高裁大法廷判決

当然の判決が出てほっとした。最近は地裁あたりだと「サプライズ判決」が出たりするもので。
何故この人は日本籍を取らないのか、もしくは(国籍条項のない)民間施設で働こうと思わないのか。思わずそう勘ぐりたくなる。

とはいえ、この人の判決後の記者会見を聞いて、都の幹部は「絶対にこいつを管理職にはさせねぇ」と思ったかも。いわば自分の勤め先の親会社を、冗談や軽口でなく、親会社の関係者が居るような場所で批判したらどうなるかって考えが及ばないのかなぁ?
まぁでも、いろいろな人材を登用することを考えると、「このくらいまでは認めよう」というボーダーラインとかを検討すること自体は有益かも。それは国の発展や国民の利益となるための「国策」であって、特定の人たちの権利を保証するものではなく。