ダウトを探せ！

TBS・ニュース23の京都議定書発効の特集を、夜飯を食べ終わってのんびりしながら見ていると、ある省エネ家族が出ていた。何でも省エネに目覚め、TVのコンセントを抜いたりするなどしているという。これで随分節約できました・・・といって、省エネ前と後の電気料金の領収書を並べて比較していたのだが、省エネ前が2004年8月、省エネ後が2004年11月のもの。電気代が約半分になったという。
・・・この番組の制作者、バカ？
夏の電力消費量のほうが多いから当たり前だろうと。普通、こういう比較をするときは前年同月と比較するだろうと。しかも冷夏とか猛暑とかで消費量が変化することを考えて、両年の月別平均気温とかのデータを揃えて、やっと有意なデータになると思うのだが。

恐らく全国の数十万人が、テーブルを叩いて「ダウト！」と叫んだに違いない。

「ダウトを探せ！」という番組を、かなり昔に同局で放送していたが、まさか報道番組で復活させるとは思わなかったなぁ。