時代劇って面白いな

テレ東で今年の正月にやっていた「国盗り物語」の再放送をやっていたので、梨華ちゃん目当てで見ることにしたのだが、石川のことなど忘れて物語にはまってしまった。
脚本や演出がよく作りこんであるし、キャストもいい役者を揃えていたりというのもあるが、現在とまったく違う時代の話だけに、むしろストーリーに入り込めるのかもしれない。

結局、石川演じる細川ガラシャは結婚のシーンで数秒しか見れなかったが、それを見たときに石川のことを思い出したくらい。


で、夜に「大奥」をやっていたのでこれも見たのだが、「なんで夜のゴールデンタイムに昼の1時半くらいからやってるドラマみたいな内容をやってるんだ?」と思った。
正妻(藤原紀香)がいる殿様が町娘の小池栄子と一夜を共にしたかと思ったら、(部下といい仲の)内山理名が忘れられないと言い出してみたり。
そして正妻と小池と内山が女のバトルをしたりと、まさに昼ドラっぽさ満開なストーリーにあっても、時代劇という筋が通ることで格式が出るというか、下品にならないというか。

エンディングの東京事変がまたよく合っていた。あれ以上重い曲だと後味の悪さが残るし、軽いと興醒めするだろうが、そのどちらも感じなかった。そりゃ評判なわけだ。