堀江逮捕の報道を見て思った

ヘリの映像は見ていて面白い

1月23日のぶろぐで特番について批判したが、それでも容疑者らを東京拘置所まで移送するときのヘリの映像は見ていて面白いなぁと思った。
あくまで「見ていて楽しい」であって、報道としての価値はほとんどないと思うけど。

その日の番組が流れないのが問題

100歩譲って、放送局が「通常番組を差し替えてでも報道する価値がある」として特番を流すにしても、その日の分の番組、例えば1月23日分の「地球ふしぎ大自然」(NHK)や「TVのチカラ」(テレ朝)などを翌週なりその先の週に放送してくれればいいのだが、「番組は生もの」「話題性が失われてからだと放送できない」ということでお蔵入りになってしまうのが嫌なのである。
その点において「月曜ミステリー」(TBS)は別の週に放送したって問題なさそうだけど。

ネタ切れなら次のニュースにしてよ

今回のニュースは「堀江と役員らが逮捕されたので、先に押収したメールなどの証拠と合わせて『風説の流布』や『粉飾決算』など証券取引法違反の調べが進むだろう」ということだけで、その背景まで説明したって10分くらいやればいい内容である。後は探偵ファイルから提供を受けた「忘年会」の映像の存在を示すために、少し流せばいいだけだろう。
また、リピートするにしても要旨を短く伝えるだけでいい。1つの番組内で同じことを何度も放送するのは時間の無駄のように思う。他に伝えるべきニュースはいくらでもあると思う。例えば上記の無人ヘリ問題とか。

目につく大きなニュースが報道された時は裏ニュースに気をつけよう。

情報ソース:スラッシュドット ジャパン|ライブドア堀江社長等、証取法違反容疑で逮捕
Anonymous Coward のコメント: 2006年01月23日 22時55分 (#869816)
http://slashdot.jp/articles/06/01/23/1141204.shtml

堀江って独占欲強いのね

報道で彼が次々に会社を買収するのを報道していたが、それらの会社のほとんどは旧社名から「ライブドア〜」に変更させられている。

あまりに社名の印象が悪い会社ならともかく、彼が買収する価値があると判断した会社であれば、会社名にもそれなりの資産価値がある。その価値を試算すると、高いところでは数億円や数十億円する場合もあるという。
登記上の社名に残さなくても、部門やブランド名として残すことも多い旧社名をまったく残さず、「ライブドア」の名を冠したものに変えてしまうのは金銭面での損失も大きいと思うのだが、あえてそうしてしまうのは堀江の独占欲からだろうか。

「グループ内でのコーポレートイメージの統一」とも考えられるが、「ライブドア」の名にそれほどのブランドイメージがあるとは思えないのだが・・・。