砂を噛むように・・・NAMIDAのPVロケ地を見学してきました

「砂を噛むように・・・NAMIDA」のPV撮影が八王子市の「長池公園」で行なわれたとの情報を入手したので、早速行ってみることに。

八王子市といっても多摩ニュータウンの中にあり、京王堀之内駅やドンキ、また最近ケーズデンキなどができたところ。
この周辺には大学時代の友人がいて、よく夜中にドライブしたことがあるのである程度道はわかる。

鶴川街道から尾根幹線道路、通称「オネカン」を通る。幅50mはあろうかという計画道路だが、実際に舗装されているのは両端の1〜2車線ずつ。中央分離帯は公園にするんだとか。せっかく土地が空いてるんだし、道路を立体交差化して欲しいなぁと思う。

谷戸

現地に到着。この公園は、谷戸、あるいは谷津と呼ばれる、丘陵地の谷間やそこを流れる川などをそのまま公園にしたものらしい。

【“谷戸”とは 丘陵地の谷間で小川の原流域を指す環境のことで、それに関連する森や沼池などをひっくるめて“谷戸”という】

(抜粋)
情報ソース:GINRINBLOG 谷戸 2006年2月1日
http://ginrindoraku.com/blog/archives/2006/02/post_173.html
http://ginrindoraku.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/210

その中心部に生活道路用の橋(長池見附橋)がかかり、橋の周辺は人工的な公園として整備されているものの、奥のほうに行くと手付かずの自然が残っていたり。NPOが設置したと思われる炭焼き小屋もあった。

近隣住民とロケに愛される公園

園内には小さい子どもを連れた親子や犬の散歩、また若いカップルなどがいたり、またローラースケートやラジコンなどをする人もいて、近隣住民にも利用されているようだ。

現地を見て、何年か前に来たことがあるのを思い出す。そのときはここが何という公園なのかも知らなかったし、PVと違って夜中に来たので印象が違っていたので気付かなかった。
橋はものすごく立派なものだった。何でも四ッ谷駅に架かっていた古い「四谷見付橋」を移設・復元したのだという。橋の真ん中の欄干には当時の橋名の看板も付いていたが、知らない人にとっては紛らわしいかも。
そして、橋の下には浅い人工池があり、その周りは歩道などが整備されていた。

人工的な美しさに満ち溢れた公園だが、そのためかドラマで使われたことが多いという。

081:東京都八王子市別所二丁目:長池公園
 ○リモート:彩木くるみが渡った池のある青葉公園
 ○最後の弁護人:事件のあった池のある公園(終)
 ○東京ラブシネマトルコ映画のロケ地(1)
 ○幸せになりたい!:浅田ひかり脚本のドラマのロケ現場(終)

情報ソース:東京都八王子市 ロケ地情報
http://loca.ash.jp/info/addr/kttkht.htm

私が見に行った日も、夕方あたりから「ウルトラマンマックス」の収録が行なわれるらしく、上述の池の中に入って何やら準備していて、その上のほうで近所の子どもやその親などが集まっていた。

隣は教会

公園に隣接したところに教会みたいな建物があるなぁ・・・と思っていたら本当に教会で、しかも結婚式が行なわれていたらしく、新郎新婦がライスシャワーを受けていたり、花嫁がブーケトスをするなどしていた。
そのあまりの偶然さに「これもドラマの撮影か?」と思ってしまった(ぉ

ちょっと気になった

そういえば、この公園はけっこう面積が広い割に公衆トイレがなかった。陸橋で接続した隣の公園に1ヶ所あるのみ。
公園利用者もさることながら、ドラマ撮る人とか大変だろうなぁ。