ネットゲーム「ラグナロクオンライン」運営会社の「ガンホー」社員がゲーム内通貨を不正に作成し売却益を得ていた

情報ソース:スラッシュドットジャパン
ラグナロク・オンラインのGM不正アクセス容疑で逮捕
http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/07/20/1421201

ネトゲーはやる機会も時間も無かったし、何より興味も無かったが、今回の話を聞いてさらに興味を失った。

確かにこの社員の行なったことは、ゲーム世界を混乱させて不正に自らの懐を肥やしているのだから悪いことに違いない。
でも、そもそもこれが成立するのは「RMT(Real Money Trade)」、つまりゲーム内通貨を実際の通貨で取引するためにBOT(自動でゲームをプレイしてゲーム内通貨を稼いでくるプログラム)などを使ってゲーム内通貨を不正に集めてくる業者や、その業者からゲーム内通貨を購入するユーザがいるからである。

昔から「小遣いやるからドラクエのレベルアップを代わりにやっといて」という程度のことはあったが、それがネトゲーでは「産業」にまでなってしまったのである。
こういうのはダフ屋と同じで、買う人間がいる限り無くならないだろうが、今回の件でその行為の空しさに気付いてRMT業者からゲーム内通貨を買う行為をする人が少しでも減ってくれればと思う。