M-1グランプリのお笑いが理解できない件について

普段お笑い系の番組はあまり見ない、せいぜい「エンタの神様」を母親が見てるついでに少し見る程度の私だが、たまたまつけた「M-1グランプリ」をしばらく見ていた。

・・・あのー、これが数千組が参加したっていう予選から勝ち上がった人たちですか・・・?

全然笑えないのである。まったくもって笑えないわけではないが、「決勝」というからにはそれはそれは面白いもんだと思って見ていたのに、ちょっとクスっとなるくらいなのである。

先に言っておくが「私はお笑いには厳しい」などというつもりは毛頭ない。むしろ笑いの基準はかなり緩い方だと思うし、お笑いをよく知らないので定番のネタでも笑えると思う。

自分がおかしいの?世間がお笑いに甘いの?

エンタの神様」のように評価が分かれるものと違い、予選で公正(かどうかはしらない。少なくとも特定の事務所が幅を利かしているようには見えなかった)に「面白さ」を審査しているわけだから、その頂点である決勝には相当面白いものが残ると思うのである。

その「極上のお笑い」を理解できない自分のアンテナがおかしいのだろうか?
美味しい料理とか骨董などのように「専門家じゃないとそのよしあしは分からない」ものなのだろうか?
でも、お笑いってそもそも庶民の愉しみなんだから、専門家でないと理解できないというのは違うんじゃないか、万人が理解できないならそれは「いいお笑い」じゃないんじゃないか・・・と考え込んでしまった。

これは困った

そういえば、あの娘も関西出身で吉本新喜劇の番組(関西ではやってるらしい)をよく見ていたという。
「関東の家庭にはタコ焼き器が無いの!?」ということでびっくりするわけで、食生活でも合わないかと思っていたが、笑いのセンスまで違ってたら生活していけないなぁと(激謎

前言撤回

はてなキーワードで過去の優勝者・決勝出場者を見たらほとんどが吉本興業じゃん・・・。
アップフロント系列(ケーアップ)のタイムマシーン3号が昨年の7位に食い込んでるのが奇跡的というか。