水樹奈々ライブに参戦

NANA MIZUKI LIVE MUSEUM 2007に参戦。

このライブの日程を聞いた当初「何故(彼女の誕生日である)1月21日じゃないの?せっかく日曜日なんだし」と思っていたが、どうやら2007年2月7日のベストアルバムに合わせた開催とのこと。
ってことは、あの時点で半年先のアルバムリリースまで予定が入っていたわけか・・・。

客席の美しさはハロプロより上

場内の大半が彼女の名前にちなんだ青のペンライトやサイリュームを振っていたし、振り方が曲調に合わせた単純なものなので、ペンライトの揃い方や見た目のきれいさはハロプロより全然上。

それに、今回はヲタ芸をする連中をほとんど見かけず。

ステージ上の人数多いなぁ

彼女のライブは毎回豪華なつくりになっているのだが、今回は特にすごかった。
ダンサーが全部で15人くらい(常時出ている通称"チームヨーダ"の6人を含む)、ストリングスが計6人(一部の曲のみ)、そしてマーチングバンド「YOKOHAMA ROBINS」20人くらいが出てきたり。

もちろん、いつもの"チェリーボーイズ"による生バンドの演奏。特効なども含めると赤字なんじゃないかと思うくらい(ぉ

ライブの最後に出演者全員が1列に並んだときは、メインステージに入りきらずサブステージへの周回通路まで使うくらい。

横アリが2度炎上

新曲「Justice to Believe」では火がボッボッと上がる特効があったが、客席でもファン有志によるサイリューム企画があり、場内が曲のイメージに合わせたという赤に変わった。
続く「ETERNAL BLAZE」ではオレンジを上げる人が多く、2度の「炎上」は見ていてきれいだった。

感動の逸話も紹介

本編最後の方のMCで、彼女のママからの手紙が紹介された。
彼女が子供の頃から歌が好きで、泣きながらでもレッスンに通っていたという話や、堀越高校を受験するために深夜バスに乗って東京に着いた、ちょうどその日が1995年1月17日、阪神淡路大震災に運良く巻き込まれずに済んだという話・・・。

歌手の「水樹奈々」を十分堪能できるライブであると同時に、本名の「近藤奈々」の部分も知ることができ、さらに親近感を感じた。

ちなみに本名と芸名を分けたのは、デビュー当時に読みが全く同じ「近藤名奈」というアーティストがいたので、かぶらないように変えたという。奈々ヲタなら誰でも知ってるトリビア

長時間は身体にこたえるが大満足

2回のアンコールを含め3時間20分という長丁場。ハロプロコン2回分ですよ、えぇ。
もともと開演が30分押していたので、16時開演にも関わらず終演が20時。

ステージの演出も十分すぎるほどだし、代表的な曲は全部聞けたし、もはやこれ以上何を望もうかと。

水樹奈々は大切に育てられてる

日本武道館や日比谷野音、今回の横アリなど、名だたる会場でライブをさせること、しかも2公演やればもっと儲かるだろうがあえて1公演に絞り、しかも豪華な演出でライブのクオリティを高めることで、観客の期待に応えてきた。
それはリピーターを増やす効果もあるが、同時に観客はより高いレベルの作品を求めることになるため、少しでも手を抜けば失望されてしまう危険性もある。だが、彼女や彼女のスタッフは期待に応え続けてきた。

そんな彼女とスタッフたちを心から尊敬するとともに、1人のハロヲタとしてうらやましく思うのも事実。