藤本美貴問題に関する自分の総括

ミキティがどんな「けじめ」を付けるのか、それを見極めたうえで書こうと思っていたら遅くなってしまった。

アイドル論に関しては辻の件の時に書いたので、本記事では彼女に関する部分のみ。

罰則は適当なのだろうか?

今回、ミキティは娘。を辞めることによって自らへのペナルティとしたが、そもそも娘。に入ったのが、BUBKAに彼女がデビューする前のヤンチャ写真が載ってしまった直後ということで「罰としてソロを取り上げられ娘。に投入された」ということだったと記憶している。

今回はその娘。(とリーダー職)を取り上げることで罰則とした。これは前任の矢口の時と同様であり前例に従った形となったが、これはソロを希望していた彼女にとってむしろ好都合なのではないだろうか?
もちろん「ソロアーティストとしてのCDリリースなどの音楽活動」はさせないつもりなのだろうが、これまで「娘。の活動があるから」ということで封印できたソロ活動だが、人気や実力などを考えるとGAMだけでは不十分であり、また収入がある程度見込めるので、事務所としては出したい衝動と「罰則の実効性」のジレンマに苛まれることになるだろう。

娘。のパワーダウンが心配

今回の件で最も心配なのはミキティ自身よりもむしろ娘。本体の方。

吉澤が卒業しミキティが抜けたことで、もはや一般人にとって顔と名前の一致するメンバがいなくなってしまった。
その中で久住小春が気を吐いているが、まだまだ知名度が十分とは言えないし、他のメンバにも奮起してもらいたいところである。

今回の状況を「ピンチ」とみるより「前に出る機会」ととらえられる娘がいればよいのだが・・・。

ミキティなら「許せてしまう」?

ミキティは以前にも「事件」があったとはいえ、それを吹き飛ばすほどの人気と実力で現在の地位を築いた。
そして、私を含むヲタの側に「スキャンダルへの免疫」みたいなものがあるのだろうか、今回の件で他のメンバのときのような怒りみたいなものをあまり感じなかったのも事実である。

あるいは、彼女のキャラクタがそう思わせるのかもしれない。
同じ悪い事をしても、こっぴどく叱られる人と大目に見られる人がいるが、彼女は後者のタイプなのかもしれない。

魅力がスキャンダルを上回ったというべきか、うーむ・・・。