暴動ステーション

扇動ステーションって実に面白いですね。あ、正確には市川寛子ステーションであることは2004年7月21日のぶろぐで書いたとおりですが(ぉ
3日の特集で高知競馬を取り上げていました。もう数年にわたり赤字続きで、今年ハルウララで黒字になったといっても、累積債務どころか普通の年の1年間に出す赤字の額に比べても微々たる額なのだそうです。
それで、今度赤字を出したら廃止と、高知競馬をサポートする地元自治体から通告されているとか。高知競馬所属のハルウララは馬主さんの意向で来年に引退するだけに、どうやって今後やっていくかを話し合っている、というものでした。

この特集の後、司会の古館氏は「競馬という文化を消さないで護っていくべき」だと仰せになられました。もう感動につぐ感動ですよ。涙ちょちょぎれい((C)あやや)ですよ。(←こんなとこで引き合いに出してごめんなさい>あやや
この人がやってるこの番組で、年金保険料が無駄だとか誰々が未納だとか言い続けてきたような。厚労省特殊法人が全国に宿泊施設を造ったはいいが、採算が合わなくて売却しようとしたら大騒ぎしてたような。もし税金を使いこみでもすれば血祭りにあげんばかりの報道をいつもしてるような番組ですよ。
そんな中で、累積債務が80億以上もできてしまっても「自治体が税金で支えろ」と言うんでしょうか。
これが、競馬馬の育成が主要産業となっているところ、例えば北海道の日高地区とかだったらまだしもですが、観光や漁業など他の産業がある高知市だったら、地方競馬という産業がなくても重大な問題にはならないと思います。
競馬場を地元が支えようと思っているなら、全盛期のように毎年大黒字が出て、本来の競馬場の設置目的である税収向上にも資するようになっているはずです。それをしないのは地元が必要としていない証拠。

結論:報道ステーションはすべては信じるべからず。つっこみながら見るべし。なぜならつっこみどころ満載だから(笑