スクランブル録音

あややが担当しているラジオ番組「松浦亜弥 Let's Do it!!」(毎週日曜23時30分頃〓、ニッポン放送)の9月5日の放送が「メールデスク」からの放送ということで、彼女が番組に届いたハガキやメールを読んでいました。
そのときは私は何も思わずに聴いていたのですが、後でよくよく考えたらすごいことに気がつきました。
「ひょっとして、この週の放送を直前になって差し替えたのでは・・・」と。
何故そう思ったか。この放送の1週間前に開催予定だった尾道でのイベントが、台風の影響で中止となりました。ところが、この番組は録音番組です。そのことはあやや本人も前々からネタばらししてます(この番組が同時間帯で放送されるようになったときはまだ17才で、労働基準法の規則で生の深夜番組への出演はできなかった)。
彼女のスケジュールの都合を考え、2週間から3週間前に録音しているようです。これは脚を失った仔犬と、その犬をモチーフにした絵本作家が番組に出演した、2004年7月25日放送分の回が7月8日に収録されている(その模様を取材したスポーツ新聞の記事による)ことからも分かります。また、ラジオ業界では「収録から放送までおおむね2週間以内であれば、時事の話題をしてもタイムラグを感じない」といわれているそうですし。
そういうわけで、彼女は中止になったイベントの前に収録しているので、「イベントは無事に開催された」という前提でしゃべっています。これはラジオ番組では一般的に行なわれていることです。
でも、イベントが中止になったはずなのに「盛り上がった」とか言ってたらやはりおかしい。そういうわけで、急遽あややのもとにデンスケを担いだスタッフが行って、番組を収録したものと思われます。

他に、コンサートツアーの期間中、この番組はエンディングに次回の公演がどこで行なわれるかを紹介するのですが、おそらく収録時には決まっていなかった公演やイベントが突然入ったからでしょう、前半とエンディングの部分で明らかに音質が違う場合があったりします。この場合はエンディングだけを、コンサート会場の楽屋などで収録しているものと考えられます。
多忙を極めるあややはもちろん大変ですが、そのあややの番組を毎週、しかも内容に齟齬が無いようにしながら収録・放送しているスタッフさんの努力や苦労は、想像するに余りあります。だからあやや、番組の企画で渡された「メダル」がちゃちいとか言うのはかわいそうですよ(笑