将来は女性が男性の記録を上回る?

2156年五輪の100m最速は女性? 英科学者予測

五輪100メートル走の記録

 新記録が注目される陸上100メートル走。男女それぞれの記録更新のペースがこのまま続けば、2156年の五輪で女子が男子の記録を追い越す可能性がある。英オックスフォード大などのチームがこんな統計的な予測を出し、30日付の英科学誌ネイチャーに発表する。

 過去約100年間の五輪優勝記録を分析すると、女子の方が男子より大きく記録を更新していた。この傾向が続けば、2156年の五輪で女子の優勝記録は8秒079となり、男子の優勝記録8秒098を追い抜くと予測された。統計的な誤差を考慮に入れると、最短で2064年に逆転現象が起こるという。

 08年の北京五輪の優勝記録を同様に計算すると、女子は10秒57(誤差0秒232)、男子は9秒73(誤差0秒144)と予測された。

 ただし研究チームは「計測の正確さや走る環境などは考慮していない。2156年に最速の選手が女子か男子かは、その時が来なければわからない」としている。

(09/30 02:54)
(以上、asahi.comより)

もうね、クマーとしか言いようがないですよ、えぇ。
2ちゃんねる「狼板」では、とんでもないボケやネタ振りのレス(書き込み)に対して「クマー」と書いたりして煽ったりするんです。
↓こんな感じ。

123:
 あややって娘。の何期メンバーだっけ?

124:
>>123クマー(AA略

125:
>>124
釣りか?

この記事も同じ。人類が誕生してから数万年、女は瞬発力の面では男にかなわなくても、持久力とか手先の器用さ、あるいは美しさで男を凌駕し、またそうすることで機能の分担を図ってきました。これは身体の構造に起因する部分が大きいですし、それが合理的だったからこそ長きに渡ってそうしてきたのだと思います。
この記事はそういったことや、記録向上に立ちはだかる「壁」とそれを克服してきた歴史、そしてその歴史を作ってきた人々の苦労をまったく無視して、ただ単に机の上で鉛筆をなめ・・・って表現が古いか。マウスをカチカチして作っただけのものです。せいぜい統計学のレポートとして出せば「良」以上がもらえるんじゃないかっていう程度。

とはいえ、持久力が必要なマラソンとかはいけそうな気がします。活躍している野口みずき渋井陽子両選手を見てるとそう思う。っていうか男子マラソンでキャラの立った奴はいないのかと(ぉ

こういう学説を出すのも行き過ぎたフェミニズムがもたらす害なのでしょう。もともとフェミニズムは女性に対する「差別」をなくすことが目的のはず。学校の成績のような定量的な判断をするところで「女子だから」同点だった男子より下に扱うとか、「女子だから」委員長や生徒会長をやらせないとか、そういうのをなくすことはあっても、(構造的に体力差がある)男子と女子の100m走の結果を同列に扱うなど、平等の意味を履き違えている人が増えているように思います。
だからこそ、東京都教育委員会男女混合名簿についての立場を見直したのでしょう。混合名簿を始めたのも先進的なら、それを正しい方向に運用するという点においても先進的だと思います。

男と女、その2つの性差を埋めて同一化するのではなく、各性の特長を生かし、また合理的に活用する方向に向かって欲しいと思います。