映画スケバン刑事を鑑賞
収録が終わってから京王線の駅まで戻り、電車で新宿まで行って「スケバン刑事」の映画を鑑賞。
・・・本当は錦糸町の前売券を使おうと思っていたが、財布に入れてなかったでやんの('A`)
17時からの上映だったが、映画館の客の入りは4割程度。3連休の中日としては物足りないだろう。
アクションを見るには面白い
映画の感想としては、亜弥ヲタという贔屓目はあるにしても面白かった。
CGもお金と時間をかけただけあって、それなりに迫力もあったし。
ストーリーに関しては、シーンの切り替わりが多いので、事前に予備知識があるか、あるいは大ざっぱに理解すればいいや、と割り切ったほうがいいかもしれない。
いろいろなテーマを詰め込めすぎ、という批評を見かけたが、確かにそれらが全部しっかりと表現されていないというか、扱いきれてない部分もあった。
特に「いじめ」の問題については、「設定上必要なので、ちょっと扱った」程度だし。
とはいえ、「ネットを通じて集団がコントロールされていく不気味さ」あたりはよく描けていた。
ちょっと余計というか
シーンの数が多いのもさることながら、このシーンは必要なのかなぁというのもいくつか見られた。
例えば、マサオが渋谷の交差点で爆死するシーンは、ストーリーを説明する上では必要かもしれないが、映画の始まりという重要な部分で、しかもあれだけの長さを使う必要はあったのだろうかとか。
所々「安っぽい」
見ていて「安っぽい」というか「俗っぽい」と思える部分が見られた。
例えば、ネット上のチャットで「漏れが〜」「でつよ」「萌え〜」などといった、2ちゃん独自の言葉遣いを入れていた。
今のネットの雰囲気を表すのには都合がいいのかもしれないが、できれば使って欲しくなかった。
何と言うか、フジの「電車男」の悪ノリな演出を見たときの不快感に近いものを感じた。
でも、どうせならVIPあたりを「スケバン刑事でちゃねらーを馬鹿にした表現してるぞ」とか煽ったら、金かからずにネット上で宣伝してもらえたのに(ぉ
それ以外だと、「残り時間」を表示するデジタル時計を表示するのとか。どこか「24」っぽくていただけないなぁと。
砂時計だとそれもどこかで見たような感じだし、まして導火線が短くなるのなんてギャグアニメだからなぁ。
ミキティの本音が分かった
映画を見ていて私は「ミキティは多英の役をやりたかったのかも」と思った。
多英はいじめられっことはいえ、実にかわいそうな役柄で、普段「強い」と思われることが多いミキティとしては演じてみたいのだろう。
それに、その今野多英とあやや演じる麻宮サキの絡むシーンが多い上、多英がサキに心を開いて「友だち」というシーンがあったりするからだ。
いくら映画の中とはいえ、あややがゆいやんと仲良くしているのがうらやましかったのかもしれない。
蜃気楼ロマンスいいっすよ
GAMの「Thanks!」のカップリングである「蜃気楼ロマンス」だが、実に映画に合っていた。
むしろ、エンディングで流れる「Thanks!」は何度も聞いて聞き慣れてしまった感じも。
意味深なセリフやシーン
長門裕之が拘束されている麻宮サキを見て「(初代に)顔つきが似てきたな」というシーンがあるが、どうもそれが深作健太監督とダブって感じられてしまった。
それと、前述の麻宮サキと今野多英が仲良くなるシーンを見て、ハロプロにおけるあややのポジションとかをつい考えてしまった(謎
あと、初代であり4代目の母親(斉藤由貴)がアメリカの当局に逮捕されるときに「今のダンナがチャイニーズだったろ、そいつが工作員だったから容疑が掛けられた」というのは、思わずニヤリとしてしまった(ぉ
超個人的な注目点
何で東急の営業範囲に京王バスが走ってるんだよ!
・・・どーでもいいですかそうですか。